オートバイにとってタイヤは路面と直接接するとても重要なパーツです。
タイヤはとかく単なる消耗品と思われがちですが、オートバイの持っている性能はタイヤの性能以上には発揮させることができないという事実は曲げられません。
例えば快適に乗るためにサスペンションやシートの交換を考えることはとてもいいことですが、タイヤのチョイスや管理をおろそかにしているとせっかくのサスペンションやシートの交換も十分機能しないかもしれません。
またトルクアップ・パワーアップなどの大がかりなカスタムをして純正のバイクを大きく上回るポテンシャルを手に入れることができたとしても、そのパワーやフィーリングはタイヤのパフォーマンス以上には発揮させることはできません。
タイヤの仕事はオートバイを走行させるほとんどの重要な仕事に直結します。つまりバイクを安定させたり、安全に快適に走行させることです。その上で加減速や旋回性能を追求しつつ耐久性、耐摩耗性もカバーしています。
タイヤは一見とても地味に扱われる部品の一つですが、まさに縁の下の力持ちであるといえます。
代表的なタイヤの役割
1 車体やライダーの重さを支える
2 デコボコ路面の衝撃を和らげ、走行をスムーズにする。
3 駆動力・制動力を路面に伝え、発進、加速、制動を行う。
4 車体の方向転換や維持など、進みたい方向へ車体を導く。
タイヤの規格上の名称
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【トレッド幅】無負荷状態のタイヤのトレッド模様部分の両端の直線距離。
【タイヤの総幅】無負荷状態のタイヤの最も幅の広い部分を測定した値。(側面形状により測定する部位が異なる)
【断面幅(タイヤ幅)】タイヤのサイドウォール(側面)の、模様、文字などを除いた幅。
【適用リム】タイヤ性能を有効に発揮させるために適したリム幅で、標準リムと許容リムがあります。
【タイヤ外径】無負荷状態のタイヤの外径。
【タイヤの高さ】タイヤ外径とリム径の差の2分の1。
注)トレッド幅、タイヤの総幅、タイヤ外径については、タイヤを標準リムに装着し、既定の空気圧としたときの数値です。
タイヤサイズ表示の見方
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(1)タイヤ幅の呼び(mm)
(2)偏平率の呼び(%)
(3)ラジアル構造
(4)リム径の呼び(インチ)
(5)ロードインデックス
(6)速度記号
(7)タイヤ幅の呼び(インチ)
(8)プライレーティング(タイヤの強度)
(9)モーターサイクル用タイヤの表示
(10)タイヤ幅記号
(11)ベルテッドバイアス構造
注)13インチ以上のモーターサイクル用タイヤ(メトリック)の呼びには、乗用車用タイヤとの混同を避けるために、リム径の呼びにM/Cを付記します。
〔例〕150/80-15M/C
ただし、当分の間、16インチ以上のタイヤについてはM/Cを付記しないタイヤもM/Cを付記したタイヤと同じタイヤとして取り扱うものとします。
アルファベット/メトリック表示互換表
| アルファベット |
MH90 |
MJ90 |
MM90 |
MR90 |
MT90 |
MU85/MU90 |
| メトリック |
80/90 |
90/90 |
100/90 |
120/90 |
130/90 |
140/90 |
※アルファベット表示サイズはメトリック表示よりロードインデックスが高いのでご注意ください
速度記号
規定の使用条件で、そのタイヤが走行できる最高速度を示す記号です。
ロードインデックス
規定の使用条件で、そのタイヤに負荷できる最大負荷能力を示す指数です。
背景が黄色の物は2016年モデルです。
仕様により実際の装着サイズと異なる場合もございます。