大人気車種ファットボーイローのカスタム例だ。
エボリューション時代から多くのユーザーに支持され続けているファットボーイ。
現在はファットボーイローとしてリリースされオールブラックでマットな仕上がりと低いスタイルで更なる大ヒットのモデル。
この2013 FLSTFB ファットボーイローのカスタムコンセプトは、元の車両の持つ雰囲気はそのままに更にインパクトと高級感を盛り込んだ「モア! ファットボーイロー!」です。
ホイールは前後18インチのPM新作スープラSUPRAのクロームホイールをチョイス。純正はディッシュホイールのブラックだがあえてクロームを用い、ブレーキローターを同デザインのコントラストカットにすることでインナーローターのブラックをアクセントにする程度にとどめている。
結果的にイメージは損なうことなくメリハリの効いたファットボーイローに仕上がっている。
フロントブレーキキャリパーはパフォーマンスマシン製のビンテージシリーズキャリパーのブラックにすることで統一感が生まれ主張しすぎないのがよい。
フォークブーツをバティスティニの穴あきデザインのブラックを使用し、ロワーフォークレッグスライダーもブラックになっているのでこの引き締まる感じが出ていると思われる。
リアキャリパーはアレンネスのハウジングキットを選択しているので純正のキャリパーだが見た目は大きくドレスアップされている。クロームのアクスルキャップなどでワンポイントを入れるのを忘れないところが粋だ。
ハンドルは新進気鋭のトラスクパフォーマンス製のV-LINE で6インチ程度のライズしかない低めのポジションでローを演出。
グリップはバティスティニのワイヤーシリーズでミラーはポールヤフィーのダブルトラブルのどちらもブラックで揃えている。
このマシンに迫力とインパクトを大きく与える要素としてバッサニのフルエキゾーストが大注目だ。
荒々しいパフォーマンスエキゾーストブランドのバッサニ製のロードレイジシリーズで、その中でもハイパワーエンドモデルであるB1マフラーを奢っていることでツインカムエンジンの持つポテンシャルを余すことなく引き出している。
エンジン回りのドレスアップビレットパーツはコビントンでカムカバーはスムースをそしてダービーカバーはディンプルのアクセントがはいったものを使用している。エアクリーナーはパフォーマンスマシンの新作 AIRシリーズを横向きのマウントで取り付けしている。
フロアボードやフットペグにはバガーカスタムでおなじみのポールヤフィーのWEDGYシリーズで揃え、シフター付近のパーツはアレンネス製やアキュトロニクス製で構成されているので、バラバラになりそうな選択だが違和感はまるでなくシックな調和を見せている。
このファットボーイを超える「モア!モア!ファットボーイロー」を検討する際の参考にしてもらいたい。